「歩活」をご存知でしょうか?
「歩く」に「活動」を重ねたもので、文字通り「歩くことによる効果を狙って活動する」ことです。
歩くこと自体は散歩として、老若男女問わず親しまれているものですが、その本当の効果を知っている方は少ないです。
今回はその「歩活」の本当の効果と具体的にどんな「歩活」をすればいいのかを説明していきます!
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歩くことと健康の関係性
「歩くことが健康に良い」と言われますが、その理由について正しく知っている人は少ないです。
そこで、まず「1日の歩数」と健康指標となる項目との関係に注目し、歩くことが健康に良い科学的根拠について説明していこうと思います。
厚生労働省が行った国民栄養調査によると、「1日の歩数」と健康診断データとの間に、次の1~3の効果があるということが分かりました。
理由1.歩くと血圧を下げる
理由2.歩くと善玉コレステロールが増える
理由3.歩くと便通が改善する
1つずつ説明していきます!
理由1.歩くと血圧を下げる
「1日の歩数」と血圧の関係を調べた国の調査によると、「1日の歩数」が多い人ほど最高・最低血圧が低いことを表していました。これはつまり、より歩く人ほど血圧が低い傾向があるということが分かったのです。
血圧は動脈硬化などの命にかかわる病気にも関係していきます。血圧が上昇すると、人間の血管が詰まりやすくなり、その結果血管が破裂したり、脳梗塞などのつまりを引き起こします。
この傾向は歩くことがダイエットに良いというだけでなく、健康維持のためにも重要だということが分かります。
理由2.歩くと善玉コレステロールが増える
HDL-コレステロールは善玉コレステロールと呼ばれ、健康診断の血液検査項目の1つです。
この数値は男性よりも女性の値が高く、数値が高いほど健康状態が良いことを表します。
基本的な基準値は、男性で40mg/dl以上・女性で45mg/dlといわれています。
厚生労働省が行った国民栄養調査によると、「1日の歩数」と血液中のHDL-コレステロールには一定の関係が認められました。
男女ともに、「1日の歩数」が多い人ほど、善玉コレステロールの値が高いことを表していました。
善玉コレステロールは、血管壁に沈着したコレステロールを取り除き、肝臓に運ぶ働きがあります
動脈硬化などの病気は、血管のつまりによるものです。
そして、その詰まりは血管に付着した異物や油分によるもの。
この結果は、異物を減らしてくれるとのことなので、動脈硬化を予防できるといえるでしょう。
動脈硬化が進行すると、日本人の死因の主な原因である心疾患(心筋梗塞など)や脳血管疾患(脳梗塞など)を引き起こす恐れがあります。
このことから、より多く歩くことで善玉コレステロールの値を高くして、動脈硬化を防ぐ効果が期待できます!
理由3.歩くと便通が改善する
厚生労働省が行った国民栄養調査によると、便通が「ほとんど毎日」の自覚症状の人は、「1日の歩数」が約5千歩以上だったようです。
便通が「2日に1回」、「3日に1回」、「決まっていない」などの自覚症状の人は、4千歩くらいである結果でした。
このことから、便通はより多く歩くことで軽減していく可能性も指摘できるともいえることが分かりました。
一般に運動は結腸ガンの予防になることが指摘されています。
運動することによって、食物が胃腸の通過時間を短縮することによるようです。
これまでのことをまとめると、歩くことで以下の効果があることが分かりました。
- 歩くと血圧を下げる
- 歩くと善玉コレステロールが増える
- 歩くと便通が改善する
歩くことは間違いなく健康になるための一歩と言えます。そして、ダイエット効果やリラックス効果も合わせると、そのメリットは計り知れません。
あなたの健康をしっかり維持するためにも、是非歩活を始めましょう!
歩活ダイエットは継続しやすい
歩くことは、他の運動を比べるとより続きやすいものだといえます。
例えば、以下のようなことが言えます。
- 走るような激しい運動は続きにくいが、歩くことはあまり負担がかからないため
- 歩くためには道具が必要ない
- 歩くことは外に出ればどこでもできるため簡単
- リラックスする散歩がてら続けられる
- 知らない道を散策しながらできる
- 誰とでもいっしょに出来る
実際に歩くためには、道具も何も必要ありません。
できれば、歩きやすい靴と服装があればよいですが、数km歩くだけならばその必要もないでしょう。
それに、走る・スポーツ・フィットネスなどの激しい運動は、かなりエネルギーを使うために「疲れるから今日はしたくない・・・」と続けるのが難しいです。
しかし、歩活や散歩は気分転換がてら簡単にできますし、歩きながら同時にいろいろなことが出来ます。
例えば、誰かとお話ししたい場合は、その人と一緒に散歩しながらお話しできます。
また、音楽を行きたいなら音楽を聴きながらだって歩活できます。
知らない道や旅行先の街を見ながら歩くことだってできるのです。
非常にに気軽で簡単なダイエット方法・健康維持方法だとおもいませんか?
このように聞くと続けられるはずです。
おすすめの歩活5選
では、今回のメイントピック「おすすめの歩活5選」を紹介していきます!
①アプリで毎日の歩数を計測する
歩くと、自分がどれくらい歩いたかを気になったことはありませんか?
実際に歩いた距離を測るだけでなく、何歩歩いたかを知ることが出来ればモチベーションUPにもつながることでしょう!
そのためには、スマホやApp Watuhなどに搭載されているアプリで自分が何歩歩いたかを測定しましょう!
これにより、実際に歩いた数が表示されるだけでなく何cal消費したかも知ることが出来ます!
ダイエットに心強いツールになりえるでしょう。
編集部おすすめのアプリはこちら
そこで、編集部が調査しおすすめするアプリが「FiNC」。
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さらに体重や歩数、睡眠時間もこれひとつでまとめて記録してくれるんです。
「Google Play ベスト オブ 2018 自己改善部門大賞」など、数多くの賞を受賞しているので、信頼の面でも大丈夫なので、安心してダウンロードしてください。
数国内No.1のヘルスケア・フィットネスアプリ「FiNC」おすすめです!
②普段から階段を使うなど歩くことを意識する
階段はとても足腰にきますよね。でもその分体のためになる運動なんです。
普段使っていない脚の筋肉を刺激してくれるので、普段の歩活メニューに組み込みましょう!
カロリーも消費してくれますし、カラダの体幹や普段使わない筋肉を使うので、良い運動かつ良い健康維持方法になります。
③休日はなるべく出かける
仕事がある日は、なかなか運動しようという気になりませんよね。
そういう日に無理に歩活しても、逆に精神的にも体力的にも疲れてしまって続けられなくなります。
そのような日はしっかり休みましょう。
その代わり、休日はちゃんと歩活しましょう!
この習慣が続けば、より健康になってより歩活が楽しくなってくるはずです!
④ランニングマシンを使う
外に出るのが面倒だ・歩きたくないという方は、室内でも歩けるランニングマシンが良いですね!
ランニングマシンなら、どこのジムにもありますし、自分のペースに合わせることもできるので簡単にかつ気軽に続けられます!
⑤なるべくタクシーやバスを使わない
日頃の習慣を変える方法として、なるべくタクシーやバスを使わずに歩活するというのも手です。
ただでさえ、歩活は健康にいい上に、歩活が習慣になればお金も節約できます!
特に、東京などの都会ではタクシーが高いですよね。
かといって、人がいっぱいの公共交通機関を使うよりも歩活がいいです!
おすすめの歩活まとめ
お疲れさまでした!
歩活のまとめとしては、健康にもいい・節約できる・ダイエットもできる・リフレッシュもできる・コミュニケーションもできるなどなど・・・多くのメリットがあります。
これだけのメリットが同時に出来る運動はなかなかありません。
みなさんも歩活してみませんか?